築31年の「庫裏」兼「住居」をリノベーション
築31年の「庫裏」兼「住居」をリノベーション
寺住職引継ぎに伴い、前住職が住んでいた庫裏(くり)の改修工事を行いました。庫裏とは、寺院で食事を整える建物のこと。狭かった居住空間だったが、壁を取り除くことで広々とした空間になりました。水廻りも全てリニューアルし、快適なスペースに。気にされていたペットやや古家特有の臭いも内装を改修し改善しました。玄関を入ってすぐ横の応接兼用の和室は、市松模様の襖がひときわ目を引く「見せる和室」になりました。
リフォームのご要望・ご依頼内容
・細かい部屋が多く、取り除ける壁を取り広々した空間が欲しい
・檀家さんなどの来客用の和室はおしゃれなデザインにしたい
・元々ペットを飼っており、臭いなどが気になる
・以前フレンチシェフだったご主人は、広いキッチンスペースを要望
・多くの専門書があり、造り付けの本棚や息子のフィギュアなどを飾れるスペースが欲しい
施工内容
・壁体力を落とさず筋交い等を表しにし、壁を取り払った広い空間を設けた
・雨漏りが確認されカバー工法による屋根の改修
・珪藻土壁を提案し臭いや湿気の対策
・作業スペースを中心とした広々キッチンスペース
・間取りを調整し、狭かった風呂を広くした
・応接用の和室は襖を「市松模様」にし、たたみは縁無し「和紙カラ―畳」へ交換
・網戸付き玄関引き戸交換
・ご住職の仕事を摂り行う奥の和室には、着物専用の収納棚の作成
・4.5帖のフリースペースには専門書用の本棚を作成
施工後の様子
特長的な「市松模様」の襖がとても印象的に生まれ変わった庫裏兼住居リノベーション。
壁を取り払ったことで広々とした空間に生まれ変わったLDK
担当者より一言
住職引継ぎに伴い、前住職が住んでいた庫裏(くり)の改修工事を行いました。狭かった居住スペースの壁を取り除く事により広々したLDKができ、各々の居場所を大事にしつつ、家族のコミュニケーションもとれる空間づくりのお手伝いが出来ました。
目安費用 | 1,750万円 |
築年数 | 築31年 |
施工期間 | 約4ヶ月間 |
建物種別 | 戸建て |
地域 | 磐田市掛塚 |