2019. 12. 24
板金屋さんの仕事
古民家の酒屋さんの雨戸戸箱の修繕をした時、
趣きを重視して板張りで仕上げたのですが
雨風で傷みそうな部分を、板金で囲うことにしました。
軒先の側面側の羽目板部分は、そのままにしておくと
すぐに傷んでくる箇所です。
一枚のガルバリウム鋼板を細かく切ったり折ったりして、
きれいに加工して取付けてもらいました。
職人さんの作業を見ていると、鋏やツカミと呼ばれる道具を
器用に使って簡単に加工しているように見えますが、
平らな板を傷をつけたり曲げたりしない様に、しかも
寸法がぴったりはまる様に仕上げるのは、見ているより
はるかに技術と経験がいると思います。
地味ですが、こういう所を丁寧に仕事して下さる業者さんに
支えられて、自分たちの仕事が成り立っていると感じます。
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