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BLOGアトリエ日記

2016. 7. 19

夏の一冊

夏になると読み返したくなる一冊がある。

出会いは小学生の時、読書感想文を書くにあたって母に勧められて読んだ一冊。

当時の私にとっては重くて厚いこの本はとっつきが大変悪かった印象が・・・

しかし読み進めてくうちにぐいぐい壷井栄の瀬戸内海の小さな分校の世界に引き込まれていった記憶があります。

そして当時書いた読書感想文は
確かめったに賞など頂かない私にとってはたいそうな賞をいただいた嬉しい記憶のおまけもついて・・・。

夏が来ると何故か読み返したくなる一冊

何度読んでも同じ所で笑い 同じ場所で泣いてしまう。

特に何十年ぶりかの同窓会で
命をとりとめた数名の教え子と一人一人を回想するくだりはたまりません。

子供たちと共に笑い泣き楽しみ苦しむ大石先生の姿に何度でも魅了されます。

平和は本当に尊い。

・・・F

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